このような経験が私の人生を変え、今のビジネスへとつながっています。自分の特性を理解し、最大限に活かすことで人生は劇的に変わることを、私の体験を通してお伝えしたいと思います。

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はじめに：キャリアの原点
私のキャリアのスタートは中学校時代にさかのぼります。一番の原点は、母から教わった「働く意味や自分の特性・強みを最大限に活かすこと」に関する教えです。母は鹿児島県の離島出身で、仕事の機会が限られていた時代に集団就職で都会に出ました。彼女は単に働くのではなく、自分にとって意義のある仕事を見つけることを心がけ、高校卒業後、名古屋で看護師になるために努力を重ねました。

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母の教えとポリシー
母の「自分の特性や強みを活かす」という考えは、私にとっても大きな指針となりました。母は私や妹たちに決して将来を強要することはなく、私たちが私たちに最適な自分の人生を選択できるように見守ってくれました。その母の姿勢が、私が自分自身の強みや特性を活かしたキャリアを追求するきっかけになったのです。

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中学生時代の夢と挫折：イラストレーターへの憧れ
中学生の頃、私は絵を描くことが好きで、将来はイラストレーターになりたいと考えるようになりました。しかし、両親が離婚し、母が一人で私たちを育てていたため、美術系の学校に進学することは金銭的に難しい状況でした。加えて、私には妹たちがいたため、彼女たちの教育費を優先したいと考えました。

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目標の変更：グラフィックデザイナーへの道
経済的な制約とクリエイティブ業界の現実を理解した上で、私は商業広告のグラフィックデザイナーを目指すことに決めました。そして、学ぶことができる機会が訪れ、ある会社でデザイナー見習いとして働くことができました。ここで、デザインの技術や考え方を身につけ、師匠や同僚から多くのことを学びました。

新たなキャリアの開拓：予期せぬ自己発見となった営業職
その後、会社の方針により営業職を命じられ、当初は抵抗がありましたが、やがて営業の面白さに気づきました。お客様の課題を解決するという営業の本質にクリエイティビティを感じ、営業活動を楽しむようになりました。新規営業活動が強化される中で、営業コンサルタントと出会い、営業のスキルを磨く貴重な経験を積むことができました。

現在の会社の創業と展望
20年間の営業経験を経て、私は営業で困っている人々を助けたいという思いから現在の会社を創業しました。すべての責任が自分に返ってくる厳しさもありますが、自分の特性と強みを最大限に活かしながら働けることに大きな喜びを感じています。母から受け継いだポリシー、そしてこれまでの出会いと経験に感謝し、今後も営業や事業のノウハウを通して他の人々に貢献していきたいと考えています。

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